永久歯を失ったら二度と生え変わりません。通常失った歯の機能を回復するために取り外し式の入れ歯や残った歯を土台にブリッジをしなければなりません。しかし入れ歯は自分の歯と同じように食事がとれず、ブリッジは土台になる歯に負担をかけることになります。
インプラント治療とは人工の歯根をあごの骨の中に埋め、他の部位を傷つけることなく自分の歯と同じような感覚、機能、見た目を回復することができます。
インプラント治療に関して、さらに詳細な情報をお求めの方は、 以下のインプラント専門サイトをご覧ください。
インプラント治療の内容
インプラントの治療期間は、およそ数ヶ月〜半年以上(手術内容・方法による)です。
治療内容は、下記の@〜Dのような流れとなっています。
@カウンセリング〜治療の検査・計画
A1次手術
B2次手術
C人工の歯を作製・装着
D定期検診(半年に1回程度)
インプラント治療では、2回の外科手術を行います。
1次手術でインプラントの埋入を行い、2次手術で土台を設置します。この土台は、アバットメントといわれ人工の歯を装着するために必要なものです。
1次手術と2次手術の間には、埋入したインプラントと骨の結合を確認するため、約3〜6ヶ月間の治療期間があります。
インプラント治療の費用
インプラント治療は、虫歯の治療などとは違い、健康保険が適用されない自由診療です。
それぞれの症状や状態、使用する材料などにより、前後することはありますが、診断料や埋入手術料(材料費を含む)などを含め平均するとインプラント1本あたりおよそ30万円〜50万円程度となります。
デンタルローンのご利用や、医療費控除の対象となりますので、詳しくはお問い合わせください。
インプラント治療のデメリット・リスク
- 治療時間が長め
- 保険が効かないので費用がかかる
- 外科手術が必要
- 血管損傷
- 神経麻痺
- 手術後の腫れ・痛み
血管損傷・神経麻痺は、血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査〜計画を入念に行うことでトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日〜数か月の時間が必要です。
また、個人差がありますが手術後の腫れや痛みを伴うリスクもあります。こちらは、時間経過と共に治まっていきますが、痛みが酷い場合は「痛み止め」の服用が可能です。
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